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欧州単一特許および欧州統一特許裁判所~最新動向とユーザーにとっての注意点~

EU Unitary Patent and Unified Patent Court: Latest Trends and Precautions for Users

日時:2022年4月27日(水) 15:00〜16:30
会場:ウェブセミナー(ライブ+オンデマンド配信)
主催:ソンデルホフ&アインゼル法律特許事務所、一般財団法人海外投融資情報財団(JOI)
Time and Date: Wednesday, April 27, 2022 15:00h-16:30h (JST)
Location: Webinar (Live and On-demand streaming)
Sponsors: Sonderhoff & Einsel Law, Japan Institute for Overseas Investment (JOI)

概要

欧州特許庁(EPO)と参加国は、欧州単一特許と欧州統一特許裁判所(UPC)を設立する 最終段階にあります。この新しい制度は 2022 年後半にも運用を開始することが見込まれてお り、欧州特許条約(EPC)が発効して以来、欧州において特許実務にこれまでにない大幅な変 更がもたらされます。単一特許は、EPC の規則および手続きの下、EPO によって付与された欧州特許に基づくもので、欧州特許の付与後、参加する24の加盟国領域に対して単一的効力を請求することが可能になる予定です。
本ウェビナーでは、欧州単一特許と統一特許裁判所の概要とアップデート情報を専門家の方にご説明いただきます。 具体的には、現在の状況、UPCの構成、UPC における手続き、コストと節約、オ プトアウト(メリット/デメリット)、必要なアクションとタイムラインといった内容を取り扱う予定です。
欧州で特許を出願する予定のあるもしくは出願する可能性のある皆様にとって新制度の開始前に必要な情報を得る格好の機会となりますので、奮ってご参加ください。

プログラム/Program

15:00-15:05
開会挨拶/Opening Remarks
ゾンデルホフ&アインゼル法律特許事務所 代表 弁理士 アインゼル・フェリックス=ラインハルト

15:05-16:15
欧州単一特許および欧州統一特許裁判所 ~最新動向とユーザーにとっての注意点~/EU Unitary Patent and Unified Patent Court: Latest Trends and Precautions for Users

16:15-16:25
質疑応答/Questions & Answers

16:25-16:30
閉会挨拶/Closing Remarks
ゾンデルホフ&アインゼル法律特許事務所 パートナー 弁護士 鈴木 秀彦

講師/Speakers

Dr. rer. nat. Petra Westphal(ペトラ・ヴェストファール博士)
・ドイツ及び欧州弁理士
・理学博士号(化学専攻)
・ゾンデルホフ&アインゼル ヨーロッパ(EEINSEL Attorney at Law und Rechtsanwalte PartmbB) 化学、製薬およびライフサイエンス分野の専門家。過去にはデュッセルドルフの特許事務所、ドイツ系大手化学・製薬メーカー の特許部門に勤務し、農薬ならびに医薬品分野における国内外の特許権利化の業務に従事。とりわけ高分子化学および創 薬化学に関して高い専門知識を有する。 欧州特許庁、ドイツ特許商標庁、ならびに連邦特許裁判所において、審査手続、異議申立、審判、無効手続の代理人を つとめ、特許出願から侵害、有効性判断、FTO 鑑定等に携わりつつ、幅広い範囲でクライアントに助言を行っている。クライアン ト企業に対しては、長年の経験に基づいた包括的な観点から特許戦略上のアドバイスを行うことを重視。ポートフォリオ管理や 職務発明制度に関連する問題にも対応している。ドイツ語(母国語)と英語を話し、イタリア語の基本的な知識も備えている。

Felix-Reinhard Einsel(アインゼル・フェリックス=ラインハルト)
・日本国弁理士
・ゾンデルホフ&アインゼル法律特許事務所 マネージングパートナー(Managing Partner, Sonderhoff & Einsel Law and Patent Office) 現在、日本の弁理士資格者において、唯一のドイツ国籍保有者であり、特許・実用新案・意匠・商標に関する権利取得ならびに審判、鑑定、訴訟等幅広い業務に携わってきた。また、日本における知的財産法の専門家として、日本語・ドイツ語・英語 の各言語でのさまざまな講演を行い、著作物も多数。国会の経済産業委員会に参考人として出席し、職務発明制度をはじめ とする特許法、不正競争防止法等に関する意見陳述の実績がある。現在 AIPPI 本部委員会の Unitary Patent/Unified Patent Court の委員会を務める。
東京ドイツ学園にてアビトゥア合格の後、立教大学法学部に進学、卒業後、米国ワシントン州立大学ロースクール修士課程 修了(LL.M)、東京理科大学第2部工学部電気工学科卒業。1994 年に米国ニューヨーク州弁護士登録、1999 に日 本国弁理士登録(2004 年に特定侵害訴訟代理権を取得)。


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