アラブ首長国連邦の投資環境

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ニュース&レポート

一般概要

国名 アラブ首長国連邦 (国コード:ARE )
国名(English)United Arab Emirates(UAE)
人口1,043万人(18年推定)
人口増加率1.44%(18年推定)
国土面積8.36万km2
言語アラビア語
民族構成アラブ人
宗教イスラム教
政体7首長国による連邦制
通貨ディルハム
為替レート
(年平均)
3.673(17年推定)
在留邦人数3,846人(16年10月)
GDP(名目)4,326億ドル(18年推定)一人当たりGDP41,476ドル(18年推定)
GDP構成比農業:0.9%(17年推定)、工業:49.8%(17年推定)、サービス:49.2%(17年推定)GDP成長率0.8%(17年推定)
貿易収支793億ドル(17年推定)
輸出額3,085億ドル(17年推定)主な輸出品原油、天然ガス、再輸出品、干し魚、ナツメヤシ(12年)
輸入額2,292億ドル(17年推定)主な輸入品機械・輸送機器、化学品、食品
直接投資受入額
(ネット)
フロー103.5億ドル(17年)、96億ドル(16年)、85.5億ドル(15年)
ストック(対GDP比)31.8%(16年)、29.4%(15年)
日本とのEPA/FTA等-日本との租税条約締結済み
出所外務省、CIA The World Factbook、IMF/WEO、UNCTAD、経済産業省、財務省等

産油国情報

最終更新:石油天然ガスセクター産業構造 -
石油天然ガス需給 -
経済指標 -
2019年5月
2017年10月
2015年7月

石油天然ガスセクター産業構造 update

» 中東・アフリカをまとめて見る

規制監督機関

・エネルギー政策担当機関は各首長国により異なるが、連邦レベルの石油政策はアブダビ政府とアブダビ国営石油会社ADNOC(Abu Dhabi National Oil Company)が決定。

・アブダビの石油政策の立案・推進は、最高石油評議会(Supreme Petroleum Council:SPC)が管轄。実務面をADNOCが担う。

国営石油天然ガス公社の地位と活動内容

【ADNOC】
・1971年設立。政府100%所有。

・自社或いは子会社を通じ、アブダビにおける石油天然ガス事業全般を担当。


【SNOC】
・2010年11月、Sharjah首長令により設立。Sharjah首長国所有。

・財務・運営面では首長国から独立して上流から下流に至る石油事業を実施。

増産計画

・2020年までに原油生産を350万B/Dに引き上げる増産目標を設定。

・天然ガスは、IGD(Integrated Gas Development)とサワーガス開発により、アブダビ首長国において2020年に20億CFDの増産を見込んでいる。

上流部門への外資参入可能形態

アブダビ首長国は生産分与契約が基本、ドバイ及びシャールジャはサービス契約、他の首長国はアブダビと同様に生産分与契約

上流部門への外資参入実績

・陸上油田(Bab、Bu Hasa、Asab油田)
   オペレーター:ADCO
   権益期限:2055年
   権益比率:
    ADNOC60%、Total10%、BP10%、
    INPEX5%、韓国GS Eneryu3%、
    中国CNPC7%、CEFC5%
・海洋油田(Umma Shaif、Lower Zakum油田)
   オペレーター:ADMA-OPCO
   権益期限:2018年
   権益比率:ADNOC60%、BP14.67%、
        Total13.33%、JODCO12%
・海洋油田(Upper Zakum油田)
   オペレーター:ZADCO
   権益期限:2051年
   権益比率:ADNOC60%、ExxonMobil28%、
        JODCO12%
・海洋油田(Umm Al-Dalkh、Satah油田)
   オペレーター:ZADCO
   権益期限:2051年
   権益比率:ADNOC60%、JODCO40%
・アブダビ石油(コスモ石油64.4%、JX石油開発32.2%、関西電力1.7%、中部電力1.7%)
Mubarraz、Umm Al-Anbar、Neewat Al-Ghalan油田
   権益期限:2042年
・Shahガス田開発
2010年4月、ConocoPhillips撤退、2011年2月Occidental参入。

下流部門の政策と投資動向

・製油所アップグレードへの民間参加は、従来、EPCベースで求めてきたが、より大きな役割を果たさせようとの議論。2006年、アブダビの石油セクターへの投資を管轄するInternational Petrolem Investment Company (IPIC)と ConocoPhilipsが50万B/Dの新規製油所(フジャイラ)建設契約に署名。翌年、建設コストの上昇を理由にConocoPhilipsは撤退。2011年に20万B/Dに規模を縮小して建設計画を修正したが、その後棚上げ。2017年6月に再検討開始。

・アブダビ原油パイプラインプロジェクト: IPIC、CNPCのエンジニアリング建設子会社(CPECC)。

・Dolphin ガスパイプラインプロジェクト:関係国(カタール、UAE、オマーン)企業、TotalFinaElf とOccidentalが参加。

・GASCO:ガス精製事業会社として、ADNOC68%、Shell15%、Total15%、PARTEX2%の出資で1978年創設

情報源(投資企業各社のHPや各種報道サイトを除く)

●ADNOC HP(http://www.adnoc.ae/
●EIA (http://www.eia.gov/beta/international/
●JOGMEC各種レポート (http://oilgas-info.jogmec.go.jp/

石油天然ガス需給

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2013 2014 2015 2016 2017 2018
原油 確認埋蔵量1/ (十億バレル) 97.0 97.0 97.0 97.0 n.a. n.a.
生産量2/ (千バレル/日) 2,820 2,894 3,019 3,106 n.a. n.a.
輸入量 (千バレル/日) 0 0 0 n.a. n.a. n.a.
国内消費量 (千バレル/日) 774 860 925 987 n.a. n.a.
輸出量 (千バレル/日) 2,701 2,496 2,441 2,407 n.a. n.a.
天然ガス 確認埋蔵量1/ (兆立法フィート) 215 215 215 215 n.a. n.a.
生産量 (十億立方フィート/日) 5.0 5.0 5.0 5.0 n.a. n.a.
輸入量 (十億立方フィート/日) 2.0 2.0 2.0 2.0 n.a. n.a.
国内消費量 (十億立方フィート/日) 6.0 6.0 7.0 7.0 n.a. n.a.
輸出量 (十億立方フィート/日) 1.0 1.0 1.0 1.0 n.a. n.a.
石油製品 原油精製能力 (千バレル/日) 710.0 1,143.0 1,143.0 1,143.0 n.a. n.a.
国内消費量3/ (千バレル/日) 758 831 901 0 n.a. n.a.
情報源 ●BP, "Statistical Review of World Energy", June 2017(http://www.bp.com/statisticalreview
●EIA, International Energy Statistics (https://www.eia.gov/beta/international/data/browser/
●OPEC Annual Statistical Bulletin 2017
●IEA Statistics

(注)1/ 年末。    2/ リースコンデンセートを含む。    3/ 原油生焚きを含む。

経済指標

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単位 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
GDP現地通貨建
(十億ディルハム)
1,427 1,476 1,360 1,364 0 0
為替レート年平均
(ディルハム/ドル)
3.67 3.67 3.67 6.37 0.00 0.00
GDP十億ドル 389 402 370 371 0 0
人口百万人 9.0 9.3 9.6 9.9 0.0 0.0
一人当たりGDPドル/人 43,030 43,213 38,650 37,678 0 0
消費者物価上昇率1.1 2.3 4.1 1.8 0.0 0.0
失業率4.0 4.0 3.8 3.7 0.0 0.0
石油天然ガス収入対歳入比率68.9 66.0 50.2 47.0 0.0 0.0
歳出対GDP比率30.4 32.3 30.9 30.2 0.0 0.0
輸出額十億ドル 365 359 265 304 0 0
輸出額-うち石油天然ガス輸出額比% 34.9 29.7 20.5 17.9 0.0 0.0
輸入額十億ドル 245 262 230 232 0 0
経常収支十億ドル 74 40 12 9 0 0
外貨準備高十億ドル 68 78 94 85 0 0
対外債務十億ドル 169 173 223 226 0 0
情報源 ●IMF,IFS, Country Report verious issues, World Economic Outlook Databases
●世銀(http://data.worldbank.org/indicator/SL.UEM.TOTL.ZS?page=1
●CIA,World Factbook

(注)2013及び14年はIMF等の推計・見通しを含む。

駐日大使館

アラブ首長国連邦大使館
Embassy of the United Arab Emirates

〒150-0036 東京都渋谷区南平台町9-10
TEL: 03-5489-0804


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