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現代投資理論を超えて:βアクティヴィズム・セミナー

お申込みの締切を以下の通り延長いたしました。
ご希望の方は、期日までにお手続きくださいますようお願い申し上げます。

締切日時:2025年7月24日(木)12:00(正午)まで

なお、お申込みのキャンセルやオンライン参加への変更をご希望の場合も、上記締切日時までにご連絡くださいますようお願いいたします。

日時:2025年7月28(月)11:00~13:30(会場受付10:30 オンライン入室開始10:45)
形式:ハイブリッド開催(会場開催+Zoomオンライン)
[会場]株式会社国際協力銀行9階講堂
主催:インパクト志向金融宣言、一般財団法人海外投融資情報財団
協力:株式会社かんぽ生命保険、日本生命保険相互会社
後援:株式会社国際協力銀行、金融庁
言語:日本語、英語(Zoomオンライン同時通訳付)
※通訳をご利用の方はZoom接続可能なデバイスとイヤホンをご持参ください。
申込締切:2025年7月24日(木)12:00

セミナー概要

国内外でインパクト投資が着目されていますが、グローバルな投資運用業界では、すべての個別の投融資活動のリターンを支える環境・社会基盤が脆弱化したために、投資ポートフォリオ全体のリターンが下がっているとの懸念から、システムレベルリスクの対処に注目が集まっています。システムレベルリスクとは、個々の企業やセクターの枠を超えて、広く経済・社会システム全体に広範囲かつ不可逆的な影響を与え、様々な要因が複雑に絡み合って発生し予測や管理が困難なリスクを指しています。
この問題は、国連責任投資原則(PRI)においても議論されていますが、環境社会課題解決という観点のみならず、投融資リターンの確保という観点からもシステムレベルリスクへの対応が求められています。特に、すべての主だった企業に投資をするユニバーサルオーナーたるアセットオーナーにとっては、全投資先に対するエンゲージメント強化型のパッシブ運用やアクティブ運用によって、投資先ポートフォリオ全体に影響を与える環境・社会リスクや外部不経済を低減させ、ポートフォリオ全体のリターン向上を目指す考え方は、個別企業のαの向上を追求する投資戦略とは異なりポートフォリオ全体のリターンの指標であるβを高める投資戦略として「βアクティヴィズム」と呼ばれおり、現在関心が高まっています。
本セミナーでは、このβアクティヴィズムを提唱した「Moving Beyond Modern Portfolio Theory: Investing That Matters(良い投資)」と「βアクティヴィズム : MPT現代ポートフォリオ理論を超えて」の著者であるコロンビア大学教授のジョン・ルコムニク氏、カリフォルニアセントメアリーカレッジ名誉教授のジム・ホーリー氏を迎え、理論的な点についてご説明を頂いたのち、日本の代表的なアセットオーナーや有識者をお招きし、パネルディスカッションを行います。

プログラム

11:00~11:10 開会挨拶 
インパクト志向金融宣言事務局長代理 田原純香

11:10~11:30 「βアクティヴィズムとは①」 
コロンビア大学SIPA客員教授 ジョン・ルコムニク

11:30~11:50 「βアクティヴィズムとは②」
カリフォルニアセントメアリーカレッジ名誉教授 ジェームス・ホーリー

11:50~12:05 休憩(※軽食をご用意いたします。)

12:05~12:25 「βアクティヴィズムの意義と課題」
高崎経済大学教授 水口剛

12:25~13:05 パネルディスカッション:「金融業界はシステムレベルリスクを自分事化できるのか」
前金融庁チーフサステナブルファイナンスオフィサー 池田賢志
かんぽ生命保険 執行役 運用企画部長 野村裕之
日本生命保険 責任投資推進室長 宮本泰俊
モデレーター:インパクト志向金融宣言事務局長 安間匡明

13:05~13:20 質疑応答

13:20~13:30 閉会挨拶 
インパクト志向金融宣言 事務局長代理 田原純香

注意事項

・オンライン配信については万全を期しておりますが、予期せぬ通信障害や機器トラブル等により、配信の中断または視聴いただけない可能性がございます。あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。
・会場参加者の皆様には、軽食(サンドイッチ)およびお飲み物をご用意する予定です。食材の無駄を極力避けるため、ご欠席・オンライン参加へ変更となる場合は、7月24日(木)12:00までにご連絡くださいますようお願い申し上げます。

※オンラインセミナーご視聴方法は、開催前日にメールにてご連絡いたします。

お問い合わせは事業企画部あてにご連絡ください。/Inquiry Form