日時:2024年8月23日(金) 14:00~16:00 (13:30受付開始)
会場:海外投融資情報財団(JOI)大会議室 MAP
主催: 株式会社JPリサーチ&コンサルティング、一般財団法人海外投融資情報財団
申込締切:8月22日(木) 12:00
定員:20名
使用言語:日本語
昨今の地政学リスクが企業活動に不透明感をもたらす状況のもと、外務省(国際協力局)を中心とした日本政府は現在「オファー型協力」というODA支援策を打ち出しています。ODAによる支援制度は従来からありましたが、この支援制度は今までのものと何が違い、何を狙いとして実行しようとしているのでしょうか。本セミナーでは、本支援制度の狙い・概要、活用場面をご紹介するとともに、日系インテリジェンスファームから見た日本企業にとってのビジネスチャンスと地政学リスク上の課題を読み解いていきます。
プログラム
14:00~14:30
開会挨拶(JPR&C執行役員 光岡)
地政学リスクが高まる中での日本発信「オファー型協力」とは?
(外務省国際協力局政策課長 菅原氏)
制度の狙いと概要
想定する活用場面
※「オファー型協力」について
※オファー型協力戦略文書
14:30~15:00
地政学リスク時代の企業の海外進出:機会最大化とリスク低減の要諦
(JPR&Cチーフアナリスト 矢野)
15:00~15:30
鼎談
(菅原氏、光岡※、矢野) ※モデレータ
政府および民間インテリジェンスファームからみる地政学リスクの視点等
15:30~16:00
QAセッション(政府への要望含む)
スピーカー
菅原 清行(すがはら きよゆき)
外務省国際協力局 政策課長
1997年東京大学法学部卒、外務省入省。在南アフリカ共和国日本国大使館、在アメリカ合衆国日本国大使館、外務省北米局北米第一課首席事務官、アジア大洋州局南部アジア部南西アジア課長、及び国際法局条約課長を経て、2023年より国際協力局政策課長を務める。2024年、ODAを開始して70周年の節目の年を迎え、ODAをより一層戦略的に活用すべく、ODAの意義や今後の展開方針を広く伝える役割を担う。
光岡 邦彦(みつおか くにひこ)
株式会社JPリサーチ&コンサルティング 執行役員 経営企画部長
大手運用機関における株式アナリスト、ファンドマネージャー、マネジメント業務を経て当社執行役員として参画。国内外市場における長年の運用経験、資本市場の視点からの政治経済・業界・企業分析、企業経営者や有識者、アセットオーナー等とのエンゲージメント活動を得意とする。ビジネスと人権およびコンプライアンスリスク・サービスの企画・提供で活躍中。証券アナリスト。
矢野 卓也(やの たくや)
株式会社JPリサーチ&コンサルティング 調査部チーフアナリスト
外交・国際問題を専門とする日系の政策シンクタンク(内閣府所轄)において研究統括役員等として地政学・経済安全保障関連の各種政策研究・提言事業を運営・指揮したほか、東アジア13カ国間での半官半民の国際政策協調プロセスに参画するなど、政策実務と政策研究の橋渡し役を務める。2022年、チーフアナリストとして当社に参画。マクロ・ミクロの視点を併せ持った複合的なインテリジェンス調査・アドバイザリーを得意とする。
参加希望者の皆様にお応えするため、追加で5名分の参加枠をご用意させていただきました。
定員に限りがありますので、ご興味のある方はお早めにお申し込みください。