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10年後の想定金利の置き方:マクロ経済予測の活用とシナリオ分析

日時: 2023年7月12日(水)15:30-17:00(15:00受付開始、コーヒーサービスあり)
会場:株式会社国際協力銀行9階講堂
主催:Oxford Economics、一般財団法人海外投融資情報財団(JOI)
後援:株式会社国際協力銀行
使用言語:日本語(通訳は付きません)

概要

長期事業計画を策定する際の財務面での課題は、今後10年といった長期についてどのようにして妥当な金利の想定を置くかです。今次セミナーでは、経済学の英知に基づいたモデルを駆使した金利の長期予測の手法を米国と日本を例に紹介し、将来の収益機会やリスクを評価しながら事業戦略を立てるための知見をご提供します。
将来の長期金利を大きく左右するのは、成長と物価の動向とそれに対応した金融政策の展開です。また、安全資産である国債への需給も金利への影響が大きく、主要国の財政収支や世界的に増え続ける貯蓄からの投資需要の予測といった観点も重要です。
不確実性も高い長期予測は予想外の動きへの備えも欠かせません。セミナーでは、予測の鍵を握る主な前提として、高齢化、地政学リスク、中国の長期展望等を取り上げ、想定が変わった場合の影響をモデルで定量的に推計して備える「シナリオ分析」の手法も説明します。

プログラム

15:30-16:30 講演「10年後の想定金利の置き方:マクロ経済予測の活用とシナリオ分析」
16:30-16:35 会社紹介
16:35-16:50 Q&A
16:50-17:00 名刺交換・ネットワーキング


こんな方におすすめ

  • 財務部門にて資金調達計画、予算立案、金利リスク管理、資本予算の評価を担当している方
  • 事業会社、金融機関のリスク管理部門にてマクロ経済リスクを分析している方
  • 経営企画・経営戦略部門にて中長期経営計画策定のために長期金利の想定を必要としている方
  • 投資評価やプロジェクトのリターン分析をしている方
  • 長期金利のリスクシナリオ分析についてご興味のある方

講演者

長井 滋人 Oxford Economics 在日代表
同社の300人を超えるエコノミスト・チームのシニアメンバーの一人として、日本経済の分析を主管すると共に、同社の世界経済に関する分析や見通しについて日本のクライエントやメディアなどに対する説明を行っている。
2017年7月にオックスフォード・エコノミクスの在日代表に就任するまでは日本銀行に勤務し、国際局長や欧州統括役(ロンドン事務所長)、海外調査担当課長として、金融政策決定会合への参加などを通じて海外経済に関する情勢判断に携わった。1993-96年には日本銀行から国際通貨基金へエコノミストとして出向。また、アジア金融協力や外貨資産運用の経験も長いほか、2001年の量的緩和開始以降の日本の金融政策に関する海外に対する情報発信にも一貫して従事してきた。1986年東京大学経済学部卒業、タフツ大学フレッチャー法律外交大学院で国際関係論修士を取得。


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