日時:2025年6月12日(木)10:00〜12:00(9:45より入室可)
形式:オンラインセミナー(Zoomライブ+オンデマンド配信)
主催:ポールヘイスティングス、一般財団法人海外投融資情報財団
使用言語:日本語・英語(英語は抄訳付き)
参加費:無料
概要およびプログラム
加熱する貿易競争とトランプ政権による関税を受け、これから日本企業による対米直接投資は増えると予想されます。本ウェビナーでは、特に、日本企業がアメリカ人の多くが知っていて郷愁を抱いている「センシティブ銘柄」に投資する際、紛争リスクを最小限に抑えるには何に気を付けるべきか検討します。
◆センシティブ銘柄の対米直接投資で第一に重要なことは印象。英語で言うperception。その投資・ディールについて、アメリカ人に持ってもらいたいPerceptionを明確に打ち出し、それを作り出すために何をいつどうすればいいか考え実行することの重要性と手段を解説します。
◆対米直接投資に対するアメリカの規制はどのようになっているか。CFIUSを専門に扱う弁護士が、日鉄とUSスチールの件及びこれまでの先例を紹介しながら解説します。
◆規制をうまくクリアできない、ディールがまとまらないというとき、どのような救済措置、打開策があるか。日鉄とUSスチールの件及び他に米国企業買収に絡んで生じた紛争を参照しながら、アメリカでリティゲーションを専門に扱う弁護士が解説します。
スピーカー
キース・ショーミッグ (Keith Schomig)(Paul Hastings LLP、ワシントンD.C.所属パートナー)
Paul Hastings LLPのワシントンD.C.を拠点にする、国家安全保障規制・調査及びグローバル貿易管理プラクティスのパートナー。対米外国投資委員会(CFIUS)における国家安全保障審査、米国防衛省及びエネルギー省における外国人所有・支配・影響(FOCI)緩和の分野を専門に、これら一連のプロセスのあらゆる場面でクライアントに助言している。弁護士になる以前は、F-14トムキャットの海軍飛行士として米海軍に9年間勤務し、イラクとアフガニスタンで戦闘任務に就いていた。
谷口紗智子 (Sachiko Taniguchi)(Paul Hastings LLP、ニューヨークオフィス所属オブカウンセル)
日本・米国で弁護士資格を持ち、ニューヨークを拠点に訴訟・仲裁を専門とするリティゲーター。企業間の紛争で、米国連邦地裁や州地裁に係属する訴訟または仲裁において、日本企業に限らず数々の米国企業を代理している。これまで代理した企業の業界は建機、ヘルスケア、製剤、バイオテック、不動産と多岐にわたる。紛争の初期段階からディスカバリー、トライアル、そしてその後のプロセスまで幅広いスキルを備えている。
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