日時：2025年11月12日（水） 13:30～15:30（受付開始 13:00）
会場：株式会社国際協力銀行9F 講堂　MAP
主催：クロール・インターナショナル・インク、一般財団法人海外投融資情報財団（JOI）
後援：株式会社国際協力銀行（JBIC）
使用言語：日本語・英語（同時通訳付）
Time and Date: Wednesday, November 12, 2025, 13:30-15:30 (Registration opens at 13:00)
Venue: Japan Bank for International Cooperation, 9th Floor Auditorium　MAP
Sponsors: Kroll International Inc., Japan Institute for Overseas Investment (JOI)
Supporter: Japan Bank for International Cooperation (JBIC)
Language: Japanese and English with interpretation

本セミナーでは、インドでのJV・投資・M&Aにおける最も難しい課題の一つ「表面的には魅力的に見える相手企業が、デューデリジェンスで“レッドフラッグ”が把握された場合にどう対応すべきか」を実務的かつ実践的な観点から取り上げます。複数の業界から選んだ実例をもとに、インドで頻出する典型的なリスク事例を提示しながら、リスクの乗り越え方、次に進めるべきデューデリジェンスの重点領域、そしてクライアントの利益を守りつつ取引を前進させるための具体的な方策について、専門家が解説します。インドにおける機会とリスクを冷静に見極め、的確な意思決定するための実践的な知見を得ていただくことを目的とするセミナーです。

プログラム

13:30-13:35
開会挨拶

13:35-14:15
Part 1 デューデリジェンス (DD)で顕在化する課題とリスク

• クロールの紹介
• インドにおける投資環境
• 投資前DDにて浮上するリスク事例
  • 規制・コンプライアンス上の問題
  • 利益相反および関連当事者取引
  • 汚職および贈収賄
• PMIフェーズにおけるリスク事例　
  • 財務状況の虚偽報告
  • 資金流用および会社資産の私的利用　
  • 詐欺・背任

14:15-14:45
Part 2 インドリスクの法的評価と日本企業の対処戦略
贈収賄等コンプライアンス関連法制度を踏まえた買収・パートナーDue Diligence・PMIにおける実務対応

14:45-15:00
Part 3 地政学的リスクが高まる中でのインド投資の機会と課題

15:00-15:10
質疑応答

15:10-15:30
ネットワーキング

講演者

Tarun Bhatia (Regional Managing Director, Co-Head of APAC, Investigations, Diligence and Compliance)
坂出 國雄（クロール・シンガポール　マネジング・ディレクター　ジャパンデスク・ヘッド）

ゲストスピーカー
鈴木 多恵子弁護士（西村あさひ法律事務所外国法共同事業　インドプラクティス・パートナー）