日時:2025年9月26日(金)13:30~16:20(13:00開場)
※16:30より「KKRホテル東京 白鳥の間」にてレセプションを予定しております
会場: 国際協力銀行9階講堂 MAP
主催: ウッチ経済特区、海外投融資情報財団
後援: 日本貿易振興機構 (JETRO)、国際協力機構 (JICA)、国際協力銀行 (JBIC)、駐日ポーランド大使館、ポーランド投資貿易庁東京オフィス
言語: 日本語、英語(通訳はつきません)
日本ポーランド間の戦略的パートナーシップ締結10周年となる2025年、両国は、2029年までの実施行動計画に、経済協力、貿易、投資の進化および拡大、インフラおよび輸送分野、農業分野、エネルギー・気候・環境政策、医療・科学・教育分野の協力を掲げています。
ポーランドは、コロナ禍、ロシアによるウクライナ侵略というマイナス要因にも関わらず、世界銀行の分析によると2025年に3.5%、2026年に3.2%と好調な経済成長を遂げるとされています。その勢いは、2025年ドイツの0.3%、フランス0.8%と比べて顕著であり、EU加盟から20年を経て、ポーランドは欧州経済を牽引していると言われています。
ポーランドの経済成長は、3700万人の国内消費者、大型インフラ整備を可能としている極めて豊富なEU資金、外国企業の直接投資、欧州において戦略的な立地にあることを基盤としています。また、ウクライナから避難してきている企業や避難民がポーランド経済にもたらす肯定的な影響も見逃せない事実です。ウクライナ復興支援事業の基盤としてポーランドに拠点を設け、ポーランド企業との連携を深めている外国企業が増えています。ポーランドは、GDPの5%を防衛費に充てており、その防衛強化戦略は、防衛関連製品の製造に対して、所得税免除の優遇支援を与えるという法改正を行ったことでも明確です。
今回のセミナーでは、ポーランドが現在掲げる2大インフラプロジェクトである、新ポーランド中央空港、欧州最大炭鉱地域閉鎖による再開発プロジェクト(第2原子力発電所建設予定を含む)、ウクライナ復興の拠点としてのポーランドを焦点としながら、日系企業の製造拠点として利点を持つポーランドの現状をお伝えいたします。すでに投資を行っている日系企業の代表者からもお話を伺う機会をいただきます。奮ってご参加ください。
プログラム
13:30-13:50
ご挨拶
13:50-14:10
ポーランド投資環境概要(日本語)
金杉 知紀(ジェトロワルシャワ事務所)
14:10-14:25
ポーランド中央部ウッチ県での投資の優位性(英語紹介、日本語解説スライド付き)
ヨアンナ・ブジェジンスカ(ウッチ県庁 地方政策・国際協力部 次長)
14:25-14:50
ポーランド中央部ウッチでのビジネスチャンス~ポーランド中央空港と原子力発電所建設を見据えた炭鉱地域再開発プロジェクト(日本語)
岩本 恵理(ウッチ経済特区 投資企業誘致部 アジアデスク エキスパート)
14:50-15:00
コーヒーブレイク
15:00-15:15
ウクライナ復興とJICAのウクライナ支援
日比野 崇(国際協力機構 (JICA) 中東・欧州部ウクライナ支援室 副室長)
15:15-15:30
JBIC’s activities in Poland(ポーランドにおけるJBICの取り組み)
東田 陽平(国際協力銀行 (JBIC) 電力・新エネルギー第1部 次長 兼 第2ユニット長)
15:30-15:45
日本製鋼所のポーランド工場設立について。ポーランドの魅力とは何か?
前田 俊尚(日本製鋼所 成形機事業部 特別専門職参与/ポーランド法人JSW Plastics Machinery Europe 代表取締役社長/2025年度在ポーランド日本人会 会長)
15:45-16:00
ポーランド:日系企業による対欧州投資の戦略的物流ゲートウェイ
カロリナ・オメルチュク(ESA Logistika/LOGISTEED ビジネス開発マネージャー)
16:00-16:15
ウッチ市に投資をした日系IT企業のプレゼンテーション
「なぜポーランドでAIの研究開発をしようと決定したか」
河村 博文(株式会社ロココ)
16:15-16:20
閉会挨拶
セミナー終了後、会場に隣接する「KKRホテル東京 白鳥の間」にて、レセプションを予定しております。是非ご参加ください。
■ KKRホテル東京
https://tokyo.kkr.or.jp/access/
※プログラムに若干変更が入る場合があります。予めご了承下さい。